ていうかおまえドトール好きすぎ
毎日のようにドトールに行ってるわけだけど、いいかげん飽きてきたし、何より店員にも明らかに顔を覚えられてる。
なんたって日々やってきては平気で4、5時間は居座っているのだ。覚えられても無理はない。このままだと店員に「新規客」から「常連」を通り越して「ヌシ」とか呼ばれるようになり、町外れの沼に棲む巨大ガマみたいなポジションになってしまう。
だから、今日は行く店を変えることにした。といっても俺の住む町は駅前にドトール一軒があるのみだから、線路沿いに30分ほど歩いて、隣の駅まで行く。

そして見つけたエクセルシオールカフェという妙に長ったらしい名前の店に入り、いつもと違う味のコーヒーを飲み、いつもと違う味のパンを食べている。新鮮な気持ちになってる。
マンネリ化した俺とドトールの関係もこれで修復される。明日からはドトールのこと前みたいに愛せるようになると思う。だから今日だけの浮気は許してほしい。
とか思ってたらこのエクセルシオールカフェってのがどうやらドトールと同じ系列らしくて、俺は驚きを隠しきれなかった。ストローを持つ手が震えた。なんてこった。単にドトールと同じ会社が、より高級志向の店としてやってるらしい。
つまり俺は和民から逃れるため坐・和民に行ってるようなもんであり、そこで「やっぱワタミとは違うな!」ってアホづらさげて言ってるわけであり、なんかもう和民っていうか愚民である。グタミフーズである。
ドトールから逃れようとわざわざ隣町まで行って、結局、ドトール系列の店に入る。どこまでも行ってもドトール。こんなもん、完全にお釈迦様の手のひらに載せられた孫悟空状態だ。
逃げて逃げて逃げて、それでも結局、お釈迦様の手のひらの上だったと、結局、ドトールの手のひらの上だったと、そういうことなのでみなさんホント気をつけてください。俺は明日からも天竺という名のドトールに通います。一匹の無力な猿として。
